手荒れの原因と改善法
物に何度も触れるたびに手の皮膚を覆っている皮脂膜がはがれて、角質層の水分が蒸発し、手荒れが起こります。
手がかさかさする初期の状態を放置していると、皮膚がはがれたり、湿疹ができたりといった症状が現れてきます。
さらに進行すると、ひび割れをおこし、ときには出血してしまう場合もあります。
日頃から手荒れを予防するために、ハンドケアを行う習慣をつけましょう。
ケアの方法は主に、マッサージする方法と、手袋やラップなどを使って手を保護する方法があります。
マッサージによるハンドケア
1.手を洗って清潔にして、水分を良くふきとります。
2.保湿クリームやハンドクリームなどを、手全体に塗ります。
3.手の甲を、らせんを描くようにマッサージします。
4.指の付け根を押して、刺激を与えます。
5.指を1本ずつ、付け根から指先に向かって、同じくらせんを描くように刺激します。
手袋やラップを使ったハンドケア
1.手にたっぷりと保湿クリームやハンドクリームを塗ります。
2.手袋を使う場合、木綿の手袋をはめます。
ラップを使う場合は、適当な大きさにカットしたタップを使って手を包み込み、10分ほどそのままにしておきます。
注意
ハンドケアを行う際に尿素を含んだハンドクリームを使用すると、傷口から染みて痛む場合があります。
手荒れの状態がひどいときにハンドケアを行う場合は、尿素の入っていない保湿クリームを使用してください。
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