かかとのカサつきの原因と改善法
水分がなくなり、乾燥して硬くなり、柔らかさを失ったかかとに大きな力が加わることで、かかとのひび割れは起こります。
原因
・肌の再生力の衰え
- 紫外線などが原因で肌の再生力が衰えてくると、角質がはがれ落ちる機能が低下します。そのため、古くなった角質が厚く蓄積され、かかとのカサつきが起こります。
・疲れやストレス
- 疲れやストレスがたまると、体調リズムを整える体内ホルモンのバランスが乱れます。そのため、肌の新陳代謝やバリア機能が低下し、かかとが分厚くなる「角質肥厚」が起こります。
・乾燥
- 肌の乾燥は、角質肥厚の原因になります。とくに、冬場などの空気が乾燥する時期は、かかとのカサつきが起こりやすくなります。
カサついたかかとのケア方法
保湿には尿素の入ったクリームがいいとされていますが、かかとのひび割れの場合ですと、尿素が入ったクリームでは傷に染みてひび割れへの刺激となってしまいますので、代わりにセラミドが配合されたクリームを使用してみてください。
セラミドも保湿力のある成分なので、効果的と言えます。
入浴や足湯などでかかとの皮膚を柔らかくしておくことも重要です。
ワセリンは肌を潤わす効果はありませんが、水分が逃げないようにコーティングする役割がありますので、セラミドが配合されたクリームを塗ったあとに上からワセリンを塗るのも効果的と言えます。
かかとの皮膚が割れて痛いといったひどい症状の場合は、皮膚科などで医師の診察を受けて、適切な処置をとる必要があります。
皮膚のターンオーバー(生まれ変わり)の周期は30日位なので、それ以上に頻繁に角質をとるのは、かえって皮膚を傷めて硬くなったり、乾燥を促してしまいますので、注意が必要です。
かさかさの原因が乾燥なのか、角質が原因なのか、見極めることも重要です。
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